インクルージョンボール地域貢献活動とは
帯広市文化スポーツ振興財団では、インクルージョンボール地域貢献活動事業を展開しております。
インクルージョンボール地域貢献活動とは、各学校で糸がほつれ不要となった硬式ボールを高野連十勝支部を通じて回収し十勝障がい者サポートネット所属の「御用聞き屋べんぞう商店」において修繕していただきます。再生したボール(インクルージョンボール)は高野連十勝支部に贈呈し、再利用していただきます。再生にかかる代金は修理して頂いた方々の工賃として自立支援につながり、修繕したボールを再び使用することで物を大切にする心を育てることを通して社会貢献を目指すものであります。
インクルージョンボールとは
帯広市文化スポーツ振興財団では地域貢献活動事業の一環としてエコボール事業を展開してまいりました。
平成27年から始まったこの事業は平成30年までの4年間で2,000個の硬式野球ボ ールを十勝障がい者サポートネット所属の「御用聞き屋べんぞう商店」で修繕し、高野連十勝支部を通じて、高校球児に再利用していただいております。
今回、事業趣旨に賛同していただける様々な企業・団体にご協力をいただきながら、 NPO法人北海道野球協議会が主催する形でこの事業を全道規模で進めることとなり、事業名も新たに「インクルージョンボール」事業として再スタートすることになりました。
「インクルージョン」とは、日本語訳で包括・包含という意味です。
全体をひっくるめて、まとめること。つつみこみ、中にふくんでいることなどの意味があり、障害のある人もない人も一緒に共に暮らしていく地域社会になるよう、「インクル ージョンボール事業」と命名することになりました。
糸のほつれた公式野球ボールの回収に協力する野球部、修繕を担う障がい者就労支援施設、糸や針を提供する企業などのご協力いただきながら、帯広市文化スポ ーツ振興財団は今後も地域貢献活動事業を進めてまいります。